管工事施工管理技術検定の2級学科試験受検準備講習会を開催
高校生を対象とする管工事施工管理技術検定の2級学科試験受検準備講習会を松山市で開催しました。
日 時:令和5年8月17日(木)午後、18日(金)午後の二日間
場 所:松山市総合コミュニティセンター
講 師:㈱松原水道工業所代表取締役 亀岡 慎 氏
参加者:高校生17名(松山工業高校、八幡浜工業高校、吉田高校)
当協会の技術委員会が毎年取り組むこの講習会は、亀岡委員が講師役、佐藤副会長と二神技術委員会委員長が運営支援に入るという陣容で実施しており、今年は松山工業高校と八幡浜工業高校に加えて吉田高校からも参加がありました。
はじめに土居会長から、「今日、参加してくれた皆さんは、どんどんチャレンジする人達だと思う。社会人になると自分で決めて行動する場面が多いが、決めていける人を企業も求めている。今回の様な資格取得のチャンスや部活などの機会を活かし高校生活を充実したものにして欲しい。協会も皆さんの役に立ちたいとの思いで活動しているので、よろしくお願いする。」とのあいさつがありました。
昨年の内容を見直した講習では、亀岡講師から、「皆さんには初めての内容と専門用語も多く、また少しの勉強で簡単に合格できるような国家資格ではないが、合格する可能性のある生徒になってもらいたい。そして講義を通じてそのための勉強法をお伝えしたい。」と語りかけ講義がスタートしました。
今年から各自の用意をお願いしていたスマートフォンを受講者全員が持参しており、試験の概要解説に続いて過去問題と解答・解説を見られるインターネットのサイトやアプリを紹介した後、実際にサイトを利用しながら試験問題のポイントや効果的な勉強方法の説明などを進めていきました。
昨年は、参加者数が2倍強の上にコロナ対策として密にならないようゆったりと着席できる大きめの会場だったこともあり、後席に座る生徒はプロジェクターの映像が見づらかったり、講師との会話がやりづらかったりと、若干、一体感に欠ける講習でしたが、昨年と今年両方の講習状況を見た松山工業高校の先生からは、今年の方が規模や講習方法が効率的な印象だったとの感想を頂戴し、実施内容に対する不断の見直しの重要性を再認識できました。
スマートフォンを用いた講義を発案するとともに、二日間にわたって講師役を務めた亀岡委員、お疲れ様でした。
【生徒さんの感想】
- 知らないことばかりだったけど、受講して受験対策としての知識が身に付きました。
- 講師の方が、図を使ったり、とても分かりやすく説明してくれたので、楽しく受講できました。
- 内容を理解できるか不安だったけど、1つ1つ丁寧に説明してくださり、こまめにわからないところを聴いてくれたので、置いて行かれることなく学習することができました。
- この講習を受けて、管工事の試験の意欲が湧いてきました。
- スマートフォンでの授業だったので、気軽に受けることができました。アプリを使った勉強方法も教えてもらい、プリント(紙)で勉強するよりも効率よく勉強できるようになりました。
- 休憩の時間や雰囲気もとてもよく、集中して勉強できました。
- 駅から近くわかりやすい場所にあり、会場の広さもちょうど良く、快適に受講できました。
- もっと勉強したかった、朝からの時間帯の方が良かった等の意見も少数ありました。